なぜ虫歯になってしまうのか

隅々まで歯ブラシで磨こう

最近は、予防歯科に力を入れている歯医者が増えています。
そこなら虫歯にならないようにする方法を教えてくれるので、参考にしてください。
特に大事なのは、歯磨きです。
歯磨きは誰でもしている行為だと思いますが、適当だと口内に汚れが残り、それをエサにバイ菌が繁殖します。
そこでこれからは、歯を1本ずつ丁寧に磨く意識を持ってください。

また歯の表側だけでなく裏側や、奥歯といった磨きにくい部分まで歯ブラシを届かせましょう。
この時はヘッドが小さい歯ブラシを使うと、口内で動かしやすいです。
さらに毛先の柔らかさによって汚れの除去率が変わるので、使いやすい歯ブラシを見つけてください。
相性が良い歯ブラシがあると、汚れを快適に落とせます。

フッ素が含まれた歯磨き粉

歯磨き粉を購入する際は、含まれている成分をチェックしましょう。
虫歯予防のためには、フッ素が含まれている製品がおすすめです。
フッ素は汚れを落とす効果を持っていますし、歯を丈夫にしたり、汚れがつかないようにコーティングしたりする効果もあります。

しかし1回の歯磨きで、歯磨き粉を使いすぎないでください。
実は歯磨き粉には研磨剤が含まれており、大量に使うと歯が削れます。
すると耐久性が低下し、上下の歯を噛み合わせた時に、欠けてしまうかもしれません。
そうなったら大変なので、適量を守ってください。
一般的な歯磨き粉の適量は、1cmから2cm程度です。
少ないと感じるかもしれませんが、これだけでも口内に歯磨き粉の成分が行き渡ります。